facebookアカウントの乗っ取りと情報漏洩対策とは

目次

乗っ取りに気をつけよう

facebookは、とても便利なSNSであるため活用してPRをしている企業が多いですが、気をつけなければならないことがあります。
それは、乗っ取りです。
知らないうちに乗っ取られた経験がある人も多いでしょう。
これまでの投稿だけでなく自分とつながっているユーザーにまで迷惑をかけてしまいます。
また、自分がfacebookで入力したデータも盗み取られます。
氏名や電話番号、配偶者の名前、経歴、所在地、顔なども情報漏洩につながります。
クレジットカード情報やキャッシュレスアプリに登録していると、不正に利用される危険性があるため要注意です。
会社アカウントとなると、被害規模も大きくなるでしょう。
お客様の信用も一気に失う危険性があるため、乗っ取り対策が欠かせません。

乗っ取りの手口

facebookアカウントはどのように乗っ取られるのでしょうか。主な手口は5つあります。

  1. フィッシング詐欺
    フィッシング詐欺は、最も一般的なアカウント乗っ取りの手口です。攻撃者は、Facebookのログインページに似せた偽のウェブサイトを作成し、ユーザーにログイン情報を入力させます。これにより、攻撃者はユーザーのアカウント情報を取得することができます。
  2. パスワードの使い回し
    多くの人が異なるサービスで同じパスワードを使い回す傾向があります。もし他のサービスがハッキングされた場合、そのパスワードを使ってFacebookアカウントにもアクセスされる可能性があります。
  3. ソーシャルエンジニアリング
    攻撃者は、ユーザーの友人や家族を装って連絡を取り、個人情報を引き出そうとすることがあります。例えば、「アカウントがロックされているので、確認のためにパスワードを教えてほしい」といった手口です。
  4. マルウェア
    悪意のあるソフトウェア(マルウェア)がデバイスにインストールされることで、アカウント情報が盗まれることがあります。特に、信頼できないリンクやアプリをインストールすることで感染するリスクが高まります。
  5. 公共のWi-Fiの利用
    公共のWi-Fiネットワークを利用する際、通信が暗号化されていない場合、攻撃者がデータを傍受することが可能です。これにより、ログイン情報が盗まれる危険性があります。

乗っ取りの対策

情報漏洩を未然に防ぐための対策も欠かせません。
基本的なセキュリティ対策から、より高度な方法まで幅広く対策するとより効果的です。

  • 定期的なパスワード変更: 定期的にパスワードを変更し、セキュリティを維持します。また、大文字、小文字、数字、特殊文字を組み合わせた複雑なパスワードを設定しましょう。
  • フィッシング詐欺に注意: 不審なリンクやメッセージには注意し、クリックしないようにします。また、Facebookにログインする際は、必ず公式サイトからアクセスすることを心がけましょう。
  • アクティビティログの確認: 定期的にアクティビティログを確認し、不審な行動がないかチェックします。
  • セキュリティソフトの導入: デバイスにセキュリティソフトをインストールし、ウイルスやマルウェアから保護します。

まとめ

Facebookアカウントの乗っ取りを防ぐためには、強力なパスワードの設定やセキュリティソフトの導入、フィッシング詐欺への注意が不可欠です。これらの対策を実施することで、アカウントの安全性を高め、安心してSNSを利用することができます。定期的な見直しと監視を行い、常に最新のセキュリティ対策を講じることが重要です。

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