テザリングは、スマートフォンやタブレットを介して他のデバイスにインターネット接続を提供する便利な機能ですが、その利便性の裏にはセキュリティ上の懸念が潜んでいます。特に、企業や個人の重要なデータが外部に漏洩する可能性があるため、注意が必要です。
テザリングによる脅威(情報漏洩)について
テザリングは、モバイルデバイスがインターネット接続を他のデバイスに共有する機能です。これにより、Wi-Fiが利用できない場所でもインターネットに接続できるため、外出先での作業や情報収集が容易になります。しかし、この便利さが情報漏洩のリスクを高める要因ともなります。
企業などが扱っている機密情報は持ち出し禁止のケースも非常に多いです。
USBメモリやその他の一部記憶媒体についてはパソコン側が受け入れを拒否する設定が為されているケースもありますが、テザリングやWi-Fiなどを利用した場合、特に問題なく社内の重要データの持ち出しが可能になるでしょう。
テザリング接続が暗号化されていない場合、送受信されるデータが第三者に傍受される可能性があります。
これは企業にとってはとても危惧すべき事態で、最悪の場合情報漏洩したものが出回ったり、売買されてしまいます。
そうなると損害賠償請求を起こされる可能性もあり、企業の社会的信用度が落ちてしまうでしょう。
こういった情報漏洩を防ぐためにも、テザリングやWi-Fiによる持ち出しを制御できる環境を整えるべきだといえます。


テザリングによる情報漏洩を制御する
機密レベルの情報というのはどの企業にもあることでしょう。
持ち出しされないような設定を施している企業もありますが、外部から持ち込んだスマートフォンのテザリングやWi-Fi機器のネット回線までは制御できないことが多いです。
しかしそれでは面倒な事態になってしまうことがあるので、マイウォッチャーでこれらについても制御して持ち出しできないようにするのが理想です。
マイウォッチャーは、クライアント単位で100クライアント以下の事業所や部署単位でも、簡単に導入できるリーズナブルな価格とサポートレスな簡単さがあります。
1台あたり400円(月額)という価格設定とランニングコストで1台からの小規模単位での導入ができます。
情報漏洩に気を付けている企業であっても、社員のスマートフォンのテザリング機能によって持ち出されている可能性がある、と考えているところは少ないです。テザリングを使用する際は、接続されているデバイスを定期的に確認し、不明なデバイスが接続されていないかをチェックしましょう。マイウォッチャーでは、Wi-Fiアクセスポイント制御(ホワイトリスト対応)を行い、ファイアーウォールを経由しないポケットWi-Fiやデザリング端末などへのアクセスを制御し通信による情報漏洩を防ぎます。
ぜひ、マイウォッチャーで情報漏洩対策をご検討ください。
まとめ
テザリングは非常に便利な機能ですが、その利用には情報持ち出しリスクが伴います。適切な対策を講じることで、リスクを軽減し、安全にテザリングを利用することが可能です。特に、企業や個人の重要なデータを扱う場合は、十分な注意が必要です。
