情報漏洩対策:パソコン監視とは?

企業や組織において、情報漏洩は大きなリスクです。
その対策の一環として行われるのが、パソコン監視(PC監視)です。

目次

💡 パソコン監視とは?

従業員が使っているパソコンの操作状況や通信内容を記録・監視する仕組みのことです。
情報漏洩や不正行為を未然に防止し、セキュリティ意識の向上にもつながります。

🔍 主な監視対象

監視項目内容の例
アプリケーション利用履歴どのソフトをいつ起動したか
ファイル操作ログファイルの作成、編集、削除、コピー、USB接続など
Webアクセス履歴アクセスしたサイトや検索ワードの記録
メール送受信内容業務外メールや添付ファイルの監視
印刷ログ印刷したドキュメントとその日時
スクリーンショット一定間隔またはトリガー操作時に画面をキャプチャ

✅ 目的と効果

  • 情報漏洩の抑止
    → 監視されている意識が不正行為の抑止力に。
  • 証拠の保全
    → 万一の事件発生時にも、調査や追跡が可能。
  • 業務効率の分析
    → 正常な業務利用か、私的利用が多いかを把握できる。
  • 内部統制の強化
    → コンプライアンス遵守と企業ガバナンスの向上。

⚠️ 注意点

課題/注意点内容
プライバシーとのバランス過度な監視は従業員の不信感を招く恐れがある
事前の明示と同意監視内容を就業規則や社内ポリシーで明示し、同意を得る必要あり
データの取り扱い監視ログ自体も機密情報として安全に管理が必要

まとめ

パソコン監視は、情報漏洩リスクに備える有効な手段です。
ただし、プライバシー配慮と透明性ある運用が重要であり、監視することが目的ではなく、
「安全で信頼できる業務環境づくり」のために導入されるべきものです。

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