事業継続計画(BCP)とデータバックアップ

目次

事業継続計画(BCP)の概要

事業継続計画(BCP)は、災害や危機的状況が発生した際に、組織の重要な業務や機能を維持・回復するための包括的な戦略です。主な目的は、事業中断の影響を最小限に抑え、できるだけ早く通常業務に戻ることです。

BCPの主要要素

  • リスク評価と事業影響分析
  • 重要業務の特定と優先順位付け
  • 復旧戦略の策定
  • 対応チームの編成と責任の明確化
  • コミュニケーション計画
  • 定期的な訓練と計画の見直し

データバックアップとBCPの関係

データバックアップはBCPの重要な構成要素であり、情報資産を保護し、災害時のデータ復旧を可能にします。

効果的なデータバックアップ戦略

  1. バックアップの種類
    • フルバックアップ:すべてのデータを完全にコピー
    • 増分バックアップ:前回のバックアップ以降に変更されたデータのみ
    • 差分バックアップ:最後のフルバックアップ以降に変更されたデータ
  2. 3-2-1ルール
    • 3つの異なるコピーを保持
    • 2種類の異なるメディアを使用
    • 1つは別の場所(オフサイト)に保管
  3. バックアップの頻度とタイミング
    • 業務クリティカルなデータは頻繁に(場合によってはリアルタイム)
    • システム負荷の少ない時間帯に実施
  4. 保存期間と世代管理
    • 法的要件や業務ニーズに基づく保存期間の設定
    • 複数世代のバックアップを保持

効果的なBCP・データバックアップ実践のポイント

  • RPO(Recovery Point Objective): 許容可能なデータ損失の量を定義
  • RTO(Recovery Time Objective): 業務復旧までの目標時間を設定
  • 自動化: バックアッププロセスの自動化によるヒューマンエラー削減
  • 暗号化: 機密データの保護
  • 定期的なテスト: バックアップからの復元テストを定期的に実施
  • クラウドソリューション: 地理的に分散したバックアップの実現
  • 文書化: すべてのプロセスと手順の明確な文書化

まとめ

事業継続計画とデータバックアップは、組織のレジリエンス(回復力)を高める上で不可欠です。効果的なBCPにはデータ保護戦略が含まれ、災害発生時でも重要業務を続行し、迅速に復旧できるようにします。計画は定期的に見直し、テストし、更新することで、変化するビジネス環境やテクノロジーの進化に対応することが重要です。

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